2023年5月31日コラム信州支部便り 5月版【コラム】 信州支部 前田 一樹 ※信州支部メルマガ配信より転載 信州支部 お問合せ:shinshu@the-criterion.jp ▼5月7日配信 拘置所からの手紙―現象の奥にある保守思想の核心― 「拘置所から手紙が来ているんだけど、お前宛てでいいの?」と、ある日、実...
2023年5月31日コラム社会的問題へのものの視方について(「虫の目、鳥の目、魚の目」と「僕の目」)・後編【コラム】 東京支部 ともあすろう 前編では経済問題とコロナ問題について、主流派、正統派それぞれはどのように論じ、対策を掲げたかについて簡記した。経済問題では主流派はその経済理論により生産性向上を、正統派は現代貨幣理論により消費減税を、コロナ問題では主流派は徹底自粛を、正統...
2023年5月31日コラムAIやロボットに希望を見出せない理由【コラム】 東京支部 日髙 光 私には30歳を過ぎた頃から数か月に一度、会って色々とお話を聞かせて貰っている先生が居るのですが、2021年の4月だったか、変わった質問をされた事がありました。 先生曰く「自分は物心ついた頃から、自分の事を他人に理解してもらおうと思った事が無い...
2023年5月14日コラム表現者クライテリオンのAI批判序説の深化の可能性〜AIとの共存はメタ・ヒューマニズムの文明の鍵になりうるのか?〜【コラム】 東京支部 冨永晃輝(NPO法人「ヒトの教育の会」理事) クライテリオンの2023年3月号は「AI/SDGs批判序説」であった。AIについての様々な主要な議論を整理・確認して現時点で言えることをまとめたという印象であった。クライテリオンの先生方は謙遜なされて「序説...
2023年5月14日コラムマスクせぬ者を睨みつけ、自由を語ることなかれ【コラム】 東京支部 吉田真澄 何度睨まれ、何度注意を受けたことだろうか。特に困惑したのは、喉の渇きを癒しに立ち寄ったコーヒー店で「飲んでないときはマスクを着用してほしい」と女子店員に促され時である。仕方なく、マスクを顎にかけ、上げ下げしながらアイスコーヒーを飲んだが、なん...
2023年5月14日コラム「トロッコ問題」と「人生における選択肢」について考える【コラム】 東京支部 田尻潤子(翻訳業) 「トロッコ問題」という思考実験がある。知っている人が多いと思うので説明は手短にしておくと、ある状況に「介入」せずにただ「傍観」すれば5人が死に、「介入」するほうを選択すれば死ぬはずだった5人は助かるがその代わりに別の場所にいた1人が...
2023年4月30日コラム信州支部便り 4月版【コラム】 信州支部 前田 一樹 ※信州支部メルマガ配信より転載 信州支部 お問合せ:shinshu@the-criterion.jp ▼4月2日配信 地方自治は民主主義の学校―青木崇候補の総決起集会に参加して考えたこと―...
2023年4月30日コラム社会的問題へのものの視方について(「虫の目、鳥の目、魚の目」と「僕の目」) [1] ・前編誤った結論に辿り着く、主流派の知識人、専門家、メディア 表現者クライテリオンの読書であれば、現在の我が国で経済問題やコロナ問題はどうすべき(であった)かを考察、議論する場合、その前段の結論は概ね共有されており、前者は、信用貨幣の円が流通しているデフレ化の日本では消費税減税を...
2023年4月30日コラム古きよき暮らしの面影【コラム】 関西支部 小町 #007 先日、母と兵庫県の龍野という町を訪ねました。 龍野を訪れるのは昨年の春に続いて二度目で、初めてこの町を訪ねたときに感じた、時の流れの緩やかさや美味しい食べ物、眺めていて飽きない町の景色が母も私も心に残り、今年の春も龍野へ小旅行することに...