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女子高校生からのインタビュー!
【コラム】 信州支部 長谷川 正之 (経営コンサルタント) 先ごろ、知人から突然電話があり、「ある女子高校生からのインタビューを受けてほしい」との依頼。「エッ!」っと、驚きつつ内容を確認し会うことにしました。 彼女が私に聞きたいことは、「外国人との多文化共生について、私の地区での状況を教えてほしい」「そしてどう相互理解を進めるか、具体的に考えたいのでアドバイスを」。学校での自由研究として取り組んでいるとのこと。 町内にあるモスク(イスラム教における礼拝堂)に見学に行き、イスラム教の皆さんとも話す機会を持ち、イスラム教徒のハラール(許されているもの)やハラーム(禁じられているもの)についても調べ、私よりよっぽど詳しい。 私のささやかな経験としては、町内自治区の区会議員や区長の時に、「川ざらい」「夏祭り」等で外国人(イスラム教徒やミャンマー人等)と区民が一緒に活動し楽しむ機会を持てたことです。 その時は、日本語を話せるキーマンの外国人がいて、コミュニケーションはそれなりにとれ、問題なく対応できました。私たちのウエルカムの姿勢と、このキーマンとの信頼関
9月30日
三か月で教えられること、十年かけて身につくこと 〈前編〉
【コラム】 東京支部 市井のキムラ 先日、表現者塾オンライン納涼会に参加した。動画会員として毎月塾には参加していたが、入塾初期の頃のような猛烈なインプットへの欲も落ち着き、しばらく同人ブログに投稿したいことも特になかった今日この頃。 そんな中、今回の会への参加をきっかけに、久々に表現したいことが湧いてきたので、その記録をしておきたいと思った。 オンライン納涼会では特に、政治と文学(言論)の峻別の話が印象に残った。とあるきっかけから福田恆存を知って以来、福田を思想の軸に据えている私なので、「一匹と九十九匹と——ひとつの反時代的考察」や「言論の虚しさ」を収録している浜崎洋介編『保守とは何か』を片手に話を聞いていた。 政治と文学は峻別されながらも、互いに無関係ではいられない。福田が「一匹と九十九匹と」の中で指摘しているように、良き政治は良き文学に支えられ、良き文学もまた、良き政治のもとでこそ十全にその力を発揮する。一方だけが突出して成熟することは難しく、結局、政治と文学は互いに近い水準へ落ち着いていく。 議論の中でも触れられていた、西部邁による政治と
9月30日
生活について
【コラム】 信州支部 御子柴 晃生(農家) 5月からニワトリを飼い始めました。家の畑の隅に、一坪くらいの鶏小屋を、農業用ビニールハウスのパイプと木の板と金網を組み合わせて建て、中に巣箱と止まり木を設置し、隣町で3羽の茶色いニワトリ(品種はあずさ、生後3カ月)を購入して入れました。 1日1回エサやり、2回の水替え、1~2時間庭の草地に放ちます。 夜中に時々キツネか野犬かハクビシンかは定かではありませんが、ニワトリを襲いに来ています。外壁の板に爪痕がついていたり、金網が引っ張られたりしていて不安になることもあります。 先月中旬から3羽とも毎日、卵を産むようになりました。若いおかげか新鮮なおかげか、育て方のせいかは分かりませんが、黄身も白身もかなりしっかりしていて風味も良くとても美味く、毎日卵かけご飯か目玉焼きにして食べています。 数年前に妻が飼いたいといったのがきっかけでした。きくと、子供のころからの夢であったとの事。自分はあまり乗り気ではなかったのですが、子供のころからの夢といわれると弱く、一助になればと思い今に至ります。乗り気も興味もなくとも、毎
9月30日
この4月から木こりになりました
【コラム】 信州支部 加藤 達郎(木こり) 今年3月をもって教師を退職し、4月から林業に携わっています。毎日現場の山に行き、先輩に教えてもらいながら、植林や倒木処理などをしています。 林業の仕事を始めてから肉体的にも、精神的にも元気になりました。枯渇していたエネルギーが満ちてくる感覚です。 教師の仕事をしていた時は疲労感(だるさのようなもの)があり、仕事が終わって自宅に戻ると何もする気が起きないことが多かったです。 しかし今は、仕事が終わって肉体的にかなり疲れていても、本を読んだり、その日現場で学んだことを振り返ったり、樹木について調べたり、そういう意欲が湧いてきます。 平日は朝8~9時から夕方16時半くらいまで山で働きます。勾配がきつい場所が多く、30度を超える斜度の場所で作業を行うこともあります。 かなりの重労働であるため、自然とお腹が空きます。朝ご飯をしっかり食べるのですが、午前中11時くらいになると空腹を感じます。 12時頃、持参した弁当を食べます。これが本当に美味いです!麦ご米と沢庵、梅干し、みそ汁が基本メニューです。食後は木陰で15分
8月29日
部活動が象徴する日本の教育課題
【コラム】 東京支部 清水 一雄(高校教師) 先日、表現者塾東京支部の学習会で「部活動が象徴する日本の教育課題」というテーマで発表する機会をいただいた。「部活動指導」特に高校運動部活動の現状を振り返ることによって、あらためて「日本の教育課題」を整理するきっかけとなった。 2026年5月に新潟北越高校のソフトテニス部遠征中のバス事故で1名の生徒が亡くなるという事故が発生したが、報道はどれも、安全管理上の問題の指摘にとどまっていた。文科省も安全管理の徹底を各学校に通知したが、この事故の背後にある「部活動の過熱化」と「部活顧問の過剰負担」の関連について言及することはなかったように思える。 まず指摘しておきたいことは、中学・高校の部活動は教育課程外の活動であることである点である。部活動はあくまで、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、学校の判断で実施しないこともある活動ということが学習指導要領に明記されており、このことは一般に知られていない。教員ですら半数近くは知らないという事実がある。それどころか「部活動こそが本来の仕事」と思って(
8月29日
コロナ騒動の振り返り
【コラム】 信州支部 北澤 孝典(リンゴ農家) 中国武漢に始まり、世界を席巻した≪COVIDー19≫。 未知の感染症に世界は恐れ慄き、『新しい生活様式』としてマスクの着用、『ソーシャルディスタンス』や『リモートワーク』など、我々の生活に様々な変化を与えた。 その医学的、社会的な分析は、それぞれの専門家に任せ、市井のひとりとして、我々庶民の生活にどのような事が起きたのか振り返ってみたい。 2020年1月、家内と外出した折、女の子が両手いっぱいに大きな買い物袋を抱えて自転車に乗っている姿を見た。危ないなと思いつつ、近くの量販店に着き、いつも通り店内で買い物をしていると、先ほどの女の子が陳列されていたマスクを片っ端からカートに入れていた。 家内が興味本位で話しかけると。女の子は、中国からの留学生、家族の依頼で、目の前のマスクを全て買い占めて中国に送るのだと言う。 画面越しに知ってはいたが、まさか目の前にここまで影響が出るのか、と驚いた。 その後、あっという間に、店頭からマスクは消えた。 その年は、今から思えば滑稽な出来事が、身の回りに起きた。...
8月29日
地方において「保守思想」を育む共同体があることの意義 ― 信州支部のいままでを振り返って
【コラム】 信州支部 前田 一樹(教師/信州支部 支部長) 今月(2026年4月)で「表現者塾信州支部」の活動は6年目に入ります。 2021年4月に開催した、「信州松本シンポジウム」で正式に信州支部の立ち上げた当初、地方支部の第1号だったため、まったくモデルがないなかでしたが、ともかく、 「長野県にて保守思想(又は『クライテリオン』)に関心のある読者が、定期的に集まれる場を作る」 ということをだけを念頭に活動をスタートしました。 本当にありがたいことに、定期的に集まりに参加してくれる、数人の仲間たちがいたため、5年間立ち消えになることなく活動を継続してくることができました。 活動の初期は、 「政治的な議論を活発に行い、在住する県内(信州支部の場合は、長野県)において、政治的な意見を発信して行っていかなければならいのではないか」 と考もえていました。ただただ議論しているだけでは物足りないのではないかと… しかし、今はそのような政治的な活動は、信州支部の活動にはなじまないと考えています。 なぜなら、『クライテリオン』は現象の成り立ち、背景と言ったもの
7月28日


「今日は奢るよ!」が変えた酒宴
【コラム】 東京支部 浮駄ノ楽狂(家事手伝い) だけど何かが 足りないよ 今の自分も おかしいよ ~~~ 吉田拓郎 「人間なんて」より ~~~ 仕事を辞めたことも影響しているのか、最近、友人や昔の知人から食事をご馳走になることが続いた。 先日も、久しぶりに会社時代の先輩方と飲む機会があったのだが、席に着くや否や、最年長の先輩が「株で儲けたから、今日は全部奢ってやるよ!」と高らかに宣言した。 もちろん固辞した。 しかし最年長先輩の押しは強い。 内心、「おっ、ラッキー。では、いろいろ頼もうかな。」と思ったが、実際にはそう単純ではなかった。 メニューを開いては「これは美味しそうだな」と思うたびに、「いや、もう少し控えめなものに」とブレーキがかかる。 それを繰り返す。 会話も「今はどんな株が買いなんですか?」、「さすが〇〇さん、この業界にお詳しいですね。」などと、普段なら口にしないようなお世辞を並べてしまう。 最年長先輩は終始ご満悦だ。 もちろん先輩を嫌っているわけではない。 ただ、株にはあまり興味がなく、話題の大半を儲け話が占めた三時間は、どこか疲労と
7月28日
「消滅可能性自治体」について考える
【コラム】 信州支部 長谷川 正之(経営コンサルタント) 「消滅可能性自治体」という用語は強烈な言葉ですし、馴染めない方がいるかもしれません。私の住んでいる町も該当し、正直に言って、心穏やかではありません。 2011 年、東日本大震災後の閉塞感を打破し、今後の日本のグランドデザインを描くべく民間組織として設立された「日本創生会議」は、2014年に「消滅可能性都市」を公表し、大きな反響を呼びました。 10 年後、改めて「人口戦略会議」は人口から見た全国の地方自治体の「持続可能性」について、2020 年から2050年の若年女性人口(20歳~39歳)減少率が50%以上に急減する自治体を、「消滅可能性自治体」と定義しました。 全国の自治体1729のうち消滅可能性自治体は744で、実に43%を占めます。 解決策として、若年女性の流出を防ぎ、定住を促進する総合的な「地方創生」が不可欠であり、出産・子育て支援(給食費・保育料無料化)の強化、サテライトオフィス誘致等による雇用創出、空き家バンクの活用による移住支援、行政のDX化等が挙げられています。...
7月27日
1本のナスの根っこと「逆命利君」
【コラム】 信州支部 長谷川正之(経営コンサルタント) 毎年栽培している我が家の家庭菜園。秋には夏野菜を片付けるのですが、昨年はいつもと違ったことがありました。 「ナス」の根を掘っていたときです。 ナスは深根性なので、いつも掘るのに一苦労しますが、なんと「とてつもなく長い根っこ」が一本現われました。土中から引っ張ると、広く遠くまで根が張っていて4メートルはありました。 今まで見たことがありません。他の根はまとまっていたのですが、一本だけ全く違う伸び方で驚きました。 その後、2ヶ月ほどこの根のことが心に引っかかり、私の人生に重ね合わせて考えたことを書きます。 私は54歳まで30年間ほど農協組織に身を置いていました。振りかえれば、少し独特の組織人間だったと思います。 私の仕事に対する姿勢は、上司からの指示命令でも、おかしいと思ったことは意思表示する、というものです。若い職員が思っていても言えないことがあれば、代わりに発言する、という厄介な(笑)人物でした。 この行動スタイルは、30歳代後半にある本を読み、その主人公に憧れ、よりはっきりと意識するように
6月30日


サエノカミと「内なるお天道様」
【コラム】 東京支部 浮駄ノ楽狂(家事手伝い) 語り継ぐことや 伝えてゆくこと 時代のうねりを渡ってゆく船 ~~~ 元ちとせ 「語り継ぐこと」より ~~~ 私は法事では、母方の実家の縁で曹洞宗(禅宗)のお世話になっているが、座禅などの実践経験はなく、いわゆる「葬式仏教」として関わっているに過ぎない。 一方、自身の宗教観を問われれば、自然崇拝や祖霊崇拝を基盤とする、日本の古層の信仰の感覚がしっくりくる。 制度としての宗教よりも、日々の暮らしの中で何を美しいと感じ、何を畏れるかという「信仰心のグラデーション」にこそ、人間の宗教性の本質があるように思う。 そんな私の問題意識を深めてくれたのが、小倉美恵子著『オオカミの護符』という一冊だった。 川崎の実家を起点に関東一円の山岳・オオカミ信仰を民俗学的に追った本書には、数世代前までの自然と里人・山人が織りなす有機的な営みが、鮮やかに描かれていた。 《書籍・試し読み》https://www.shinchosha.co.jp/book/126291/ この本を契機に、私は地域の習俗に深く根ざした「民間信
6月30日
匿名
【コラム】 信州支部 北澤 孝典(リンゴ農家) 珍しく、表現者クライテリオンウェブサイトに、富岡顧問のコメントが掲載されていた。 自分も、高市総理大臣が、Xで関与を否定したという報道に触れたが、特に興味もない自分は、気にもしていなかった。 金融庁に未登録だった仮想通貨サナエトークンの発行側に、藤井編集長の関与が疑われているようで、編集体制について何らかの方針まで打ち出す始末、尋常ではない。 勝ち馬に憧れた何人の投資家が、何桁の被害を受けたのかは知らない。編集長は故意なのか過失なのかも、今の時点では分からない。 匿名のネット民は、ここぞとばかりに批判的なコメントでフォローしており、どこぞのYouTuber擬きにとっては炎上商売はバズりの好機なのでしょう。 Twitterを日本に紹介した先輩が『匿名で書き込むので、日本人には合っている』と言っていたのが記憶に残っている。 なるほど、これっぽっちの匿われたネット民の批判で、編集体制まで問われるとなると、我が国の言論空間、いわんや保守思想の脆弱さを憂いてしまう。 学がない自分には荷が重いが、顧問や編集委員
6月30日
推し活「表現者塾 信州支部」
【コラム】 信州支部 北澤 孝典(リンゴ農家) 年度替わりは、異動や進学に伴い、多くの方が生活のリズムを見直す時期かと思います。 また新生活は始まらなくとも、新年度を機に自己啓発や研鑽に取り組もうと考える方も、少なくないのではないでしょうか。 そこで、今回は、我々表現者塾信州支部を紹介させていただき、皆様の生活を少しでも豊かにすることができれば幸いと考え、これまで行ってきた活動について報告させていただきます。 支部としての活動には、保守思想誌『表現者クライテリオン』をご購読の方であれば、どなたでも参加できますし、扉は常にオープンです。前田代表は教員、その他メンバーは、公務員、農家、自営業者、会社員、大学院生等、職種も年齢も様々な方が参加されています。 支部の発端は、2021年4月に開催された『表現者クライテリオン 松本シンポジウム』に遡ります。藤井編集長はじめ4人の編集委員の先生方を信州にお迎えし、コロナ禍でも盛大に執り行われたシンポジウムでしたが、隆盛は一夜にして終わらず、主催者の前田さんを中心にその後も定期的に読者が集うようになりました。..
5月18日


仁徳天皇陵遥拝所の老人 方位角27度の謎
【コラム】 東京支部 深沢 功 「高き屋に のぼりて見れば 煙(けぶ)り立つ 民のかまどは にぎはひにけり」 仁徳天皇の御製です。天皇が、難波高津宮から遠くをご覧になられると、人々の家から炊煙が上がっていないことに気づきました。かまどより煙が上がらないのは、災害や飢饉に見舞われて、食べるものが十分でないからだ、と考えられ三年間の税の免除をされました。その結果、また、煙が見えるようになったことを喜んで詠われた御製だそうです。まさに「仁」「徳」の名にふさわしい天皇といえるでしょう。 その仁徳天皇の御陵を、昨年(2025年)3月に訪れる機会を得ましたので、外周約3キロを歩いてみました。途中、遥拝所でお参りしていると、ある老人の方(後でお年を聞いたら80歳だそうです)から話しかけられました。そして、明治20年ごろの(140年ほど前)日本陸軍作成のA3版の古地図(下の地図)を渡されました。同じ地図を何枚も持っていたことから、私だけでなく、何人もの方に渡して、話をしているようでした。 その話は、仁徳天皇の御陵の向きについてでした。この向きに意味があるとのこと
5月18日
古希と近接戦
【コラム】 信州支部 長谷川正之(経営コンサルタント) 私は昨年4月に古希を迎え、この正月、「今後の10年間をどう生きるか」改めて考えてみようと思い立ちました。 そこで、私の昨年4月以降の行動で、「人との出会いが少し変わってきた」ことに気づきました。 どう変わったのか・・・。 今まで以上に「若者との出会いが増えた」ことです。 この十数年、地元小学校PTA歴代会長会会長として児童に本の読み聞かせを行ってきましたし、仲間たちと任意団体の「信州上田・発酵の学校」をつくり、地元高校生希望者に教えてきました。 また、地元大学で外部講師として、年に一度「地産地消論」を10年間講義しています。少し特異な経験をさせてもらっていますが、例年にも増して「関りが深くなってきた」と思うのです。 まず、地元小学校から、新たなクラブ活動で児童に昔の遊びを教えてほしい、と声がかかりました。「昔遊びクラブ」の外部講師の依頼です。躊躇しつつも、知っている遊びでよいと言われたので引き受けました。 短期間で10人ほど、都合4回でしたが、「ダルマさんが転んだ」他をやり、楽しかったとのみ
5月18日


国民主権と言うこと
【コラム】 東京支部 深沢 功 2月11日は建国記念日でした。参政党の党員の方が、友人の方に「参政党は国家主権だからダメ」と言われたとか。 たしかに、街頭でビラ配りしていたら「参政党は憲法想案に国民主権を入れないから問題だ」と言われたことがありました。参政党の主張に賛同できない方は、このことを問題視する方が多い様に思います。 「国民主権」とは「王権」に対して、国民が主権者であると言う事で、18世紀後半のフランス革命にその起源があります。民衆を武力で弾圧しようとした王様側に対して民衆が武装蜂起して、フランスの王と王妃を処刑しました。この時からフランスは国民を主権とする共和国に生まれ変わりました。 問題はその後です。新生フランス共和国には、さまざまな問題(周辺国の軍事介入、亡命貴族らによる復権運動、革命路線に反発し王政回帰を訴える民衆らの抗議活動、凶作や経済危機など)が発生し、さらには革命政府が反対する人民(一方のフランス国民)を弾圧し大混乱に陥りました。 そのため国内外の危機に対処できる強力なリーダーシップを求める声が高まり、ナポレオンが帝位につ
4月5日
高市早苗内閣発足に際しての感想と今後への期待
【コラム】 信州支部 北澤 孝典 (リンゴ農家) この度、104代にして初めての女性の総理大臣となる、高市早苗内閣が発足しました。イデオロギーを問わず、初の女性総理大臣の誕生に、国民皆が喜んでいることと思います。 皆さまご存じの通り、保守政治家の急先鋒である高市氏は、表現者クライテリオンに、過去何度も登場し、今年の表現者塾では講師も務められています。 その言論は、あの鋭い眼光さながらの、核心をついた本質的なものであり、そういった観点から、性別にかかわらず、真の保守政治家が日本のトップに就任したことに安堵している、私の率直な感想です。 総裁選当日まで、小泉候補や林候補が優勢との報道が国中を駆け巡り、首班指名選挙の直前には、四半世紀の間、連立を組んでいた公明党が連立を離脱するという、高市氏にとっては、厳しい向かい風の中での船出となったようですが、結果を見てみると、その政治的な手腕が試された、好機と捉えてもいいのではないでしょうか。 日頃、政治を遠目に眺めているだけの自分にとっては、時事通信社カメラマンによる『支持率下がる写真しか載せねえぞ』発言や、
4月5日
南信州(飯田市遠山郷)の霜月祭り
【コラム】 信州支部 加藤 達郎(教師) 長野県飯田市遠山(とおやま)という地区では、この時期(12月)に霜月祭りが行われます。 この祭りは霜月(旧暦11月)に行われてきたため、この名があり、1年の穢れを払い新たな気持ちで新年を迎えるために開催されます。 この霜月祭り、簡単に言うと、全国から招いた神様(八百万の神様。基本的に偉い神様からお呼びして、最後に地元の神様をお呼びします)にお湯(要するにお風呂)と神楽(歌や踊り)を捧げ、日頃の疲れを癒してもらいます。 その際、招いた神様に願い事を伝えたり、神様が入ったお風呂の残り湯を自分たちも浴びたりして、自分たちもエネルギーを頂く、そんな神様も人間もお互いが幸せになる想いが込められています。 この祭りの在り方は湯立神楽(ゆだてかぐら)と呼ばれ、まさに湯を立て、神楽を神様に捧げます。 思い浮かんだ方も多いかと思いますが、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる祭りです。 地元の伝承ではその始まりは平安時代の終わりから鎌倉時代と言われ、大変古い歴史があります。 上村地区の岡井氏が解読した古文書によると
4月5日


新年のご挨拶 関西支部
表現者塾 関西支部 福谷 啓太 新年明けましておめでとうございます。 表現者塾関西支部の福谷と申します。 昨年2025年の関西支部は大きなイベントは実施しませんでしたが、粛々と定例会を続け、皆様と議論を交わしてきました。毎回の議論のテーマは雑誌「表現者クライテリオン」を軸としており、並べると下記の通りになります。 2月:権力を動かす「権力」の構造(雑誌は1月号) 4月:トランプは「危機」か「好機」か?(雑誌は3月号) 6月:石破茂という恥辱(雑誌は5月号) 8月:トランプ時代の核武装論(雑誌は7月号) 10月:「財務省」は敵か味方か?(雑誌は9月号) 12月:この国は「移民」に耐えられるのか?(雑誌は11月号) この間、1月には米国でトランプ政権が誕生し、7月には参議院選挙があり、また10月には石破政権から高市政権となりました。 念願であったリベラルから保守へ、緊縮財政から積極財政へ、我が国の政情が変化しつつあることを目の当たりにしているわけですが、定例会の議論としては落ち着いた議論を重ねられたと感じています。...
2月16日
「料理と五感」がもたらすもの
【コラム】 信州支部 長谷川正之(経営コンサルタント) 今まで仕事柄、行政の「農産物マーケティング」に関わり、農産物の「料理」としての付加価値アップにも取り組んできました。 名だたる料理人の創作料理に驚き、また町村のおばあちゃんたちに伝統料理の要諦を教えてもらい、感激したこともしばしばです。 最近、ご縁でつながっている地域の高校の食物栄養科生徒たちに、「食・料理について考える」という授業を行う機会がありました。通り一遍の調理の仕方だけでなく、料理の意味や価値についても考えて欲しいと思ったからです。 さて、何を話すかいろいろ考えた末、「料理と五感」を中心に、生きていく上でどう役立つか等について、時間の関係上話せなかったことを含めて、ここに記します。 「料理と五感」について、まず、五感とは何かという基本の確認です。「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」です。「視覚」は、目で料理の色・艶・形等を感じ、「聴覚」は、耳で調理音や咀嚼を感じます。「 嗅(きゅう)覚」は、鼻で香ばしさ香辛料等を感じ、「味覚」は、舌で五味(甘味、塩味、酸味、苦味、旨味)を感じま
2月16日
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