高市早苗内閣発足に際しての感想と今後への期待
- 4月5日
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【コラム】 信州支部 北澤 孝典(リンゴ農家)
この度、104代にして初めての女性の総理大臣となる、高市早苗内閣が発足しました。イデオロギーを問わず、初の女性総理大臣の誕生に、国民皆が喜んでいることと思います。
皆さまご存じの通り、保守政治家の急先鋒である高市氏は、表現者クライテリオンに、過去何度も登場し、今年の表現者塾では講師も務められています。
その言論は、あの鋭い眼光さながらの、核心をついた本質的なものであり、そういった観点から、性別にかかわらず、真の保守政治家が日本のトップに就任したことに安堵している、私の率直な感想です。
総裁選当日まで、小泉候補や林候補が優勢との報道が国中を駆け巡り、首班指名選挙の直前には、四半世紀の間、連立を組んでいた公明党が連立を離脱するという、高市氏にとっては、厳しい向かい風の中での船出となったようですが、結果を見てみると、その政治的な手腕が試された、好機と捉えてもいいのではないでしょうか。
日頃、政治を遠目に眺めているだけの自分にとっては、時事通信社カメラマンによる『支持率下がる写真しか載せねえぞ』発言や、小泉陣営によるステマ戦略を面白く見させていただき、政治を身近に感じることが出来ました。
冗談はさておき、就任直後の各国首脳との面談に、堂々とした態度で臨まれた姿は、前任者の行いに、諦めを通り越して絶望を感じていた自分に、一縷の望みを与えてくれましたし、閣僚人事に多くの積極財政派を登用していることに、国力の回復を期待せざるを得ません。
もちろん、保守思想を勉強する者としては、急激な改革を嫌い、均衡を重んじるため、諸手を挙げて熱狂することはありませんので、今後の政権運営については、是々非々の観点で見守りたいと思います。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
は、1871年に、ドイツ統一を成し遂げた、鉄血宰相ビスマルクの言葉です。
聡明な頭脳とパワーを持ち、リアリズム外交を実践した、文字通り賢者と言えるでしょう。
伊藤貫著『歴史に残る外交三賢人』では、幼いころからのビスマルクの人物像や、当時力を持っていた隣国オーストリアとの長きに亘る外交戦略が記されています。
核保有国に囲まれている現在の我が国が学ぶべきは、この歴史ではないでしょうか。
外交安保のみならず、経済対策、移民問題、インフラの維持管理や衰退する教育の問題など、待ったなしの政治的課題は山積みですが、高市総理が働いて働いて働いてくれると言っていますので、私も餅は餅屋として、これまで以上に畑を耕していきたい、と思える今日この頃です。
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