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信州支部長日記 -スキー、クライミング、登山ガイド-

  • mapi10170907
  • 8月10日
  • 読了時間: 3分

【コラム】 信州支部 支部長 前田 一樹

久しぶりのメルマガ投稿になります。3月から仕事のあまりの忙しさに、まったく、メルマガの手を付けることができていませんでした(泣)。


そんな中でも、今年も3月の終わりに、秋田県角館市に行ってきました。そこから、岩手県の「八幡平」という山域にある「源太ヶ岳(1545m)」に入り、バックカントリースキーをしてきました。3月の後半にも関わらず、頂上付近のパウダースノーを滑走できました。


にしても、秋田は「美酒王国」と言われるだけあって、透き通るように清らかな口当たりに、ほんのりとしたうまみが感じられる、「美しい」お酒が多く本当にファンになりました。


「田沢湖スキー場」でスキーをして「乳頭温泉郷」で温泉にも入り、夕暮れに見た、田沢湖とその向こうに見える秋田駒ケ岳の景色も格別でした。


また一つ、東北の魅力を発見しました。しかし、ともかく長野県からは遠いので一刻も早い「日本海東北道」の完成を望むばかりです。


そして、4月からは「クライミング」がシーズンイン。小川山(長野県川上村)でのキャンプ・クライミング。2日間でシングルピッチ(ロープの半分30mの岩壁登攀)、マルチピッチ(ロープの半分30mを何本か繋ぐ岩壁登攀)、ボルダリング(ロープなしで大岩を登る登攀)などに取り組み、濃いシーズンスタートとなりました。


今シーズンは「カム(岩の割れ目に挟み込み、そこにロープかける金具)」を使った、「トラッド・クライミング」に挑戦していきたいと思っております。


そして、5月のGW、前半は志賀高原でゲレンデスキーをした後、長野県の大町市から、「黒部立山アルペンルート」を乗り継いで、バックカントリーの聖地「北アルプス立山」に行ってきました。


スキーを始めてからいつか行ってみたいと思っていた「立山」は、やはり、360度なだらかな斜面から急な斜面までどこをどう滑ってもよい、大パノラマが広がっていました。


そして、5月の最終土日は、これまたスキーをやっていて、何度も耳にしてきた山形県の「月山スキー場」に行ってきました。


このスキー場はのきなみ、3月いっぱいでどこのスキー場もクローズしていくなか、積雪が多すぎて4月からオープンすることで知られたスキー場。シーズン中一日でも多くスキーをやりたい、日本中のよい意味で「スキー野郎(又はスキー馬鹿)」が集う春スキーのメッカとなっています。


ここでさらにスキーの基礎テクニックの練習を積み、今年のスキーシーズンは終了となりました。ベーシックなテクニックの底上げをしつつ、BCの世界も広げられた充実のシーズンとなりました。


その後、6月15日(日)には、「登山ガイド」の筆記試験が東京で行われました。この試験に向けて仕事や山行の合間を縫って、コツコツ勉強を続けてきました。


試験は「4科目+小論文」でそれぞれが50分あり、丸一日がかりでした。問題はかなりニッチな問題が多数出題されて、「んーこりゃ今回はダメかもなぁ」という手応えでしたが、後日の結果が発表されると「合格」!


これで残る、「安全管理検定」「危急時対応講習」の2科目を終了すれば、「登山ガイドⅠ」という、登山ガイドの最もベーシックな資格を取得できます。


現在所属している南信州のガイド組合の仕事を手伝いつつ、ガイドとしての経験を積んでいこうと考えております。


以上近況報告となりました。


誠に「ミクロ」な個人的な内容で申し訳ありませんが、自分に「マクロ」な内容を書くのは、能力的にも時間的にも不可能なため、開き直ってこれからも個人的な体験についてお届けしていきます。


なにがしか、汲み取っていただければ幸いです。

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