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【定例会 議事メモ】2025年08月

  • mapi10170907
  • 9月3日
  • 読了時間: 11分

表現者塾東京支部 2025年 第4回 定例会 議事メモ

日時:08月16日(土)  開場13:00 開始13:30~終了17:30

 

【場所】ウィルシャー・プレイス四谷

    東京都新宿区四谷1-19-16 最寄り駅:四ツ谷

 

【参加者】 定例会:11名、懇親会:12名(☆印)

 浅井さん☆、網谷さん☆、石井さん☆、石毛さん☆、小野さん☆、

 嶋垣さん☆、清水さん☆、高橋さん☆、藤井さん、松田さん☆、

 松島☆

 (懇親会のみ 大宮さん☆、堀松さん☆)

 

【議題】

1.表現者関連の近況連絡

2.7月の参院選選挙結果の感想を話し合い

3.表現者クライテリオン7月号より以下の記事の感想を話し合い

 ①清水さんより「核分裂反応の仕組み」

 ②記事A 60~66頁 「核武装論」の~

 ③記事B 40~59頁 核抑止議論から~

4.網谷さんより 『宮崎駿「君たちはどう生きるか」の読み解き(近代超克のヒント)』

 

1.表現者関連の近況連絡

皆さんの近況・自己紹介、表現者界隈での近況共有

 

2.7月の参院選選挙結果の感想を話し合い

▼選挙に関しては、私の人生の中で積極的に取り組んだのは3年前の参議院選挙だけで、今回はいつもと同じように選挙応援などは一切せず投票するだけの参加でした

3年前の参議院選挙の時は、安藤裕先生がどんな党からでも良いから、とにかくもう一度国会議員になってほしいと思っていたので、今回当選されてほんとに良かったと思いました

政見放送も積極的に観たわけではなく何となく観ただけなのですが、既成政党の政見放送はドラマ調に仕上げた青汁の通販番組のようで、きっと動画制作会社が一緒なのだろうと思いました 「人生いろいろあったけどいつも一緒だったのは青汁でした」とか「青汁のおかげです」が「~党です」になっただけで、「ダメだこりゃ」と思いました

▼選挙結果に関しては政権与党が過半数割れをして明るい兆しのような風潮が一般的のようですが、石破茂以下与党執行部の様子を見ていると、選挙の結果よりも本来の目的は他にあるように思えます ご主人様からは本来の目的へまっしぐらの指示、命令が出ており、その目的達成に向け頑張っているように思えます

きっと、喫緊の重要な目的が達成されれば石破首相もあっという間に辞めてどっかに行ってしまうのではないかと思います

どうせ、ずっと嘘ばっかりなんだから

▼葛飾の選挙今度は参成党応援も良いかも 鈴木信行さんも良さげ ちょっとでも良い方向に行けば良いと思う

▼参政党のボランティアをやっていて、選挙前は5議席くらい目標だった感じが、後半追い風になっていった アメリカの議員と会談したからか

→神谷代表、問いかけから逃げていない印象

→今は自民党を止めなければいけない時なのかな

▼こちらが学んでこちらが監視しないとダメでは

▼投票率、意外と下がらなかった 興味を持つ人は増えたのでは

▼自民党、立憲民主の2大政党の信用度が低下し、それがこの前の衆院選から顕著となった。小選挙区制に変えた時に二大政党制を目指す思惑だったが、結果は少数政党乱立となり、自民党は議席数が少ないのに与党として居座っている状況となっている。どちら着かずの状況があるが、この状況はしばらく続くのではないか。参政党の特殊性として、政治に最近興味を持ったような普通の人が立候補できることがある。政治思想のない普通の人は大きい党から出たがる傾向にあるので他の野党は候補者集めにも苦労するのだが、参政党は候補者が潤沢である。それは良いところでもあるし、危ういとも思う。

▼投票前、参成党の集会、すごく盛り上がっていた アンチも含め、しばき隊も

→しばき隊も分裂している? アルバイトらしき人も?

▼少数与党になると大連立

→中選挙区に戻すしかないかも

▼日本保守党 2年前くらいに街宣で盛り上がっていた その界隈、離合集散かも

▼国民民主の立候補者を応援「手取りを増やす」 大多数が求めているのはお財布と外国人対応 立憲はセンスない ポリコレリベラル左翼

参政党、民主主義は中間共同体があって成り立つ かつての自民党の「自分の身近な中間共同体」が解体されたからこそ、「情報としての共同体」で参政党が上がってきた?

▼さやさん宗生さん 当面さん政党伸びるのでは

 

3.表現者クライテリオン7月号より以下の記事の感想を話し合い

 ①清水さんより「核分裂反応の仕組み」

 ②記事A 60~66頁 「核武装論」の~

 ③記事B 40~59頁 核抑止議論から~

▼62頁、下段右《だからこそ、冷戦期のアメリカは、日本とドイツを一つの「幻想」によって甘やかし続ける必要があった。》

敗戦によるトラウマ(心的外傷)もかかえ弱り切っている日本に対しアメリカは平和主義の幻想を日本に植え付けた しかし、この平和主義は普遍的なものでも何でもなくアメリカの都合を実現するための方法論でしかなかった

日本の指導者の中には幻想と現実を見分ける人達も存在したが、日本は幻想の中で虚構を創り続けた

トラウマを抱えたまま創りだされた虚構と現実のギャップはアメリカ様に埋めてもらっていた そんな生活が80年も続き

▼65頁、上段右 《かくして、「現実感」を喪った戦後日本人は引き籠りの神経症者がそうであるように、ただ「過去の改悛と未来への不安におののき」ながら、「後ろ向きの時間の中で葛藤を繰り返し、今を積極的にいきることがどうしてもできなくなってしまったのである。》

というような、本当の現実に対して免疫不全の状態になってしまった

免疫は自己と非自己を判断し、非自己を排除する生理現象だとおもいます

我々の肉体もこの生理現象が正常に働かなければ死に至ることになります

精神においても同じで、自己と非自己の判断がなければ、自己は崩壊してしまうということです この免疫不全による社会的なさまざまな不具合、免疫不全症候群(AIDS)状態からどうすれば快復できるのだろうか?

▼66頁、上段左

《「生の欲望は、自然生命体である人間の精神のなかに潜在する生来の純粋な欲望である」》

▼66頁、下段中

《自分自身の「生の欲望」の肯定から始めなければなるい。~それを段階を追って一つ一つ言葉にしていくこと。》

▼《核抑止議論から逃げる日本は滅びる》 核の傘が存在しないことはまぎれもない事実であり、核兵器保有は国防の絶対条件で、それも議論の余裕も無いほど追い込まれた状態である、ということだと思います

そんな中、日本の現状は、

41頁、下段左《核のことを考えないのは当然だという認識が、官僚機構の中で共有されてきた。》

45頁、上段左《「自国の防衛に参加しますか?」、「自衛隊と一緒に戦いますか?」という質問に対して、「戦う」と答える日本人はたった13%しかいない。》

49頁、上段左《核戦略の専門書をきちんと読んでいれば、「これは駄目だ。アメリカの核の傘の保証なんか信用できない」とわかる。ところが外務省・防衛省・自衛隊はそういう議論をしていない。結局日本の男たちは、「日本の女子供を守るのは、我々の義務である」と思っていないのです。》

46頁、下段中《数年後、ウクライナ戦争の片がついたタイミングで、中国はロシアに「借りを返してくれ」と言ってくると思います。ロシアにとって今回のウクライナ戦争は、中国からの経済支援と軍事部品支援がなかったら絶対にできなかった戦争です。ロシアは中国に対して、巨大な借りができた。ウクライナ戦争を終了した後、中露の大艦隊が粛々と北方から降りてきて台湾を包囲・封鎖したら、米海軍は出てくるでしょうか?出てこないと思います。》

これは、このような事が起こらないように努力するという問題ではなく、確実に起こることで、起こった時にどうするかの問題だと思います

核について、核兵器のみならず原発や原子力も全部反対の人達は別として、「核の傘有効論」のような人達は、核兵器の存在や有用性は認めているのだから、「核の傘」が無効と証明されれば、「じゃあ、自分で持たなきゃ駄目だ」となるはずなのに、日本ではなぜそうならないのか?

▼51頁、下段左《日本の拝米保守の多くは、「アメリカが威張り散らしても、それによって世界諸国を屈服させてくれるのなら、それでいいじゃないか。アメリカが世界を一極覇権構造にして、その一極世界で日本人がせっせと金儲けできるなら好都合じゃないか」と考えています。》

結局、「核の傘」に賛成する人達は日本の国防や安全保障などは考慮の外にあり、その他の利益のために、アメリカの尻馬に乗るのが目的だった、というだけで、だから「核の傘」があるか無いかは関係無く、どっちが儲かるのかしか興味がないのだとおもいます

▼54頁、下段中《彼らの本音は、「日本人のくせに独立しようなんて、生意気なことを言うんじゃない。お前たち日本人はアメリカからちょっとでも圧力をかけられると、あっという間に屈服して言いなりになってきた臆病者だ。戦略的思考力の欠けた腰抜け民族のくせに,今さら独立したいなんてとんでもない」というものです。》

日本の独立に反対する民主党の政治屋や知識人の本音とありますが、反対しないトランプ政権にしても日本の周りの国からも、多かれ少なかれ似たような事は思われていると思います

▼56頁、下段中《新たな核保有国はこれまでの保有国と同様の管理能力を備えているか分からない。国家の安全保障を十年、二十年かけて構築・運営していく能力を著しく欠いている日本が、核という強力な兵器を弄(もてあそ)ぶことにならないかという懸念もあります。》 だが、しかし

58頁、下段の最後《現在の我々は、「日本人に核を持たせても大丈夫か?」という議論をしている余裕もないほど、厳しい環境に追い込まれている。》

生きるか死ぬかの瀬戸際。まずは生き残らなければ話にならない。

▼今回の特集『トランプ時代の核武装論』を読んで思ったことは、日本の核兵器保有、核武装は絶対に必要で、それも必要最低限のレベルで必要であると思いました

そんな中、日本の現実はそれに対し反対や躊躇、うやむや、無関心が一般的で、今回の特集記事でも、小泉悠、辻田真佐憲、吉田徹の論考からは、日本の核兵器保有に関して反対、躊躇、うやむやを感じました

考えてみればそもそも核武装が必要かどうかに限らず、軍隊は必要か、交戦権は必要か等は複雑な理屈を理解するまでもなく必要に決まっているのに、なぜ否定されるのか

そのことについて書かれているのが60ページからの《「核武装論」の手前で 戦後日本人の「神経症」をめぐって》だと思います

▼生の欲望、気概を取り戻す必要

▼アメリカの核の傘無くなっちゃった 社会現象として大きい

→核の傘がないことが証明されたら、対策が必要となる

→国民はそこまで考えていないのでは 逃げれば良い、など

▼若い人でアメリカと戦争した事を知らない人も

→アメリカの原爆投下責任を問うていない

→80年経ったが、トラウマを克服しようとした印象を感じない

▼地上戦やりたくない ミサイルの方がマシ

→戦争で人間を殺さない方向 傭兵 ロシアは北朝鮮の兵を使っいてる

お花畑、考え直さなければいけない トランプ、アメリカファーストの様に

トラウマの克服、それが今回の企画 考える必要

→家に強盗が入ったら戦うだろう そんな感覚が無い?

→戦争(地上戦、徴兵制)したく無いから核武装

▼国として核を持ちたく無いという圧力がかかっている 国民の考えでは無いのでは

逆にアメリカが日本に核を持っていいよと言われた時の方が何らかの思惑があると勘ぐる

→アメリカ民主党が日本に核を持たせない方向の記述がある

▼国民の同意なし進めて良い案件では なんかできちゃったすみません的に

▼マトリクス1~3、昨日視聴 基本思想は面白いと思った

大谷翔平の救世主っぽさは見た人しかわからない 権力者は嫌がる

プログラムの人物がマトリクスの世界に存在する 愛は言葉(だけ) 愛は関係 愛は存在する

昔の映画に今に通じる思想を感じる

戦後のトラウマ、世代で異なる(少なくなる傾向) 水晶宮にいる 暖かくて安全 馴染みすぎて、外の世界を見させないようにしている

→虚構を意図的に見せられてきた 考えさせない仕組み 占領政策

→虚構と現実との間にギャップがある アメリカがそこを埋めてきたが、今は抜けようとしている 自らギャップを埋める必要がある

→関係性が愛 AI、やってみると、結構答えてくれる 老人の生活を助けてくれる

▼核武装 ニクソン時代とトランプの時に「核を持っても構わない」アプローチあった

→戦後の3Sはお金

→商業ベースになってスポーツは死んだ

→大谷を称賛する事が罠に嵌められているみたい

→大谷、何したって金になる 自分のやりたい事をあれだけ純粋にやれるか

→野球ロボットにしか見えない

→道徳の教科書、スポーツ選手が載っている(成功体験) 昔は軍人、自己犠牲

▼アメリカの本音 54P下段 他国も思っているのでは

46P下段 数年後〜 この状況はいつか起こると思う

日本の核運用能力への懐疑 そんな事を言っている暇があるのか?

▼終戦記念80年 本来は敗戦記念日 テレビはどのチャンネルも,平和・平和・平和

平和を望むのは当たり前 

▼主語がない「過ちは繰り返しませんから」原爆記念碑

▼長崎原爆投下 アメリカのカメラマン写真撮った 小学生の男の子、赤ちゃん背負って火葬場の前

▼アメリカ民主党に集まっていたIT業界のお金が共和党に集まっている(?)

▼トランプと石破さん、ディールやっていると思えない 

 

4.網谷さんより『宮崎駿「君たちはどう生きるか」の読み解き(近代超克のヒント)』

 

以上

 

【懇親会】 とんかつ&焼鳥 An 四谷

 

 

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【会計】 累積積立額:19,975円  ※支部運営資金として松島保管

 

2025年 第4回定例会8/16 【積立:19,975円】=11,297+5,678+3,000

 会議室:10,822円 参加費:16,500円(1,500×11) 差額:+5,678円

 懇親会:60,000円 参加費:63,000円(男性:5.5K×10 女性:4K×2) 差額:+3,000円 

 

2025年 第3回定例会6/21 【積立:11,297円】=10,117+1,140+40

 会議室:13,860円 参加費:15,000円(1,500×10) 差額:+1,140円

 懇親会:33,960円 参加費:34,000円(男性:5K×6 女性:4K×1) 差額:+40円 

 

2025年 第2回定例会4/26 【積立:10,117円】=8,755+5,362‐4,000

 会議室:11,138円 参加費:16,500円(1,500×11)  差額:+5,362円 

 懇親会:65,000円 参加費:61,000円(男性:5K×10 女性:4K×2 学生:3K×1) 差額:-4,000円

 

2025年 第1回定例会2/22 【積立:8,755円】=9,993+2,862-5,000

 会議室:11,138円 参加費:14,000円  差額:+2,862円

 懇親会:50,000円 参加費:45,000円  差額:-5,000円

  (男性:5K×6 女性:4K×3 学生:3K×1)

 

 2024年の繰越金:9,993円

 2023年の繰越金:6,475円

 
 
 

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(お問合せ、支部参加希望はこちらへ)

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